現場の負担を減らし、売上創出に繋げる。自然言語処理を用いたネオマーケティングの「セルフ薬機法チェック」システム。

株式会社ネオマーケティングは、2000年に設立され、生活者を中心を起点としたマーケティング支援会社です。生活者を知ることで得られたデータを企業が商品開発やコミュニケーション戦略に活かすソリューションを展開されています。

Lightblueが今回ご支援したのは、薬機法*・景品表示法・広告審査代行・健康増進法チェックやリライトの提案を行う「薬機法・景品表示法等リーガルチェック」サービスにおける自然言語処理を用いたAI活用です。

*正式名は「医薬品、医療機器の品質、有効性及び安全性の確保等による法律」

本プロジェクトについて、AI活用に至った背景やプロジェクトの現状を、担当者である荒池様にお話をお伺いしました。

高まるニーズと業務負荷の解決を目指して

「薬機法・景品表示法等リーガルチェック」サービスのプロジェクト以前の状況について教えてください。

荒池さま:弊社では約7年間にわたり、お客様の広告やランディングページなどについて、薬機法や景品表示法のチェック・リライトを行うサービスを提供してきました。近年の薬機法改正に伴い、薬機法や景品表示法の規制はますます厳しくなっており、ニーズは拡大しているものの確認作業の業務負荷が年々増加している課題を感じていました。

そうしたなかでAI活用に至った背景を教えてください

荒池さま:専門チームが月間約500件ほどの対応を行う中で、「チェックを行う前」と「チェックした後」のデータが溜まっていましたので、うまく活用できるのではないか?と思ったのがAI活用を進めていこうと考えたきっかけとなります。

「薬機法・景品表示法等リーガルチェック」サービスの特徴上、ただ知識があってチェックするだけでなく、訴求する内容を損なわずにリライトを行う必要があります。そうした点で本のサービスは属人性が高く、チェックするべきポイントを抽出するなど工数を削減できる部分はAIが有効活用できるのではないかと思いました。

また、ご相談を受けて文章を頂戴して内容を確認しチェックをつけていくと明らかに違反となるような文章もままあります。

AIを通して事前にチェックを行える環境をつくることで、社内的にも対応できるキャパシティが増えるし、お客様側も作成した記事がどの程度校正が必要なのかを自分たちである程度判断ができるようになります。そこを目指して「薬機法チェック」をAIで行うプロジェクトを組成しました。

売上150%成長に貢献した「セルフ薬機法チェック β版」

自然言語処理を用いた「セルフ薬機法チェック β版」とはどういったサービスなのでしょうか?

荒池さま:2023年3月にリリースした「セルフ薬機法チェック β版」では、これまで弊社が蓄積してきた教師データをもとに、薬機法や景品表示法をAIを通して自動チェックし、NG割合を判定します。お客様は無料で弊社ホームページ内の「セルフ薬機法チェックβ版」に化粧品記事、健康食品記事、医療広告記事のいずれかを選択し、該当テキストをコピー&ペーストするだけで、平均1分程度で判定結果をメールで取得できます。

プロジェクトの成果について教えてください

荒池さま:「セルフ薬機法チェック β版」をリリースした後、多くの企業様にご利用いただいています。本サービスを利用いただいたかたは弊社にとって見込みのお客様となります。これまでネオマーケティングが薬機法をチェックするサービスを提供していることをご存知でないかたもWebサイトにアクセスいただき、結果としてサービスの売上も150%ほど成長をすることができました。

今後取り組んでいきたいと考えていることはありますか?

荒池さま:薬事のチェックについては今後も教師データを増やしていくことで、回答精度を高めていきたいと考えています。将来的には人を介さずに、自動的にSaaSとして提供できるようになることが理想だと考えています。

別の観点では弊社では調査やプロモーションのご支援を行っているので、そこで蓄積された調査結果や事例から、新しいプロモーション施策を検討する際の予測に活用できるとも考えています。

Lightblueをパートナーに選定した理由は「柔軟さ」

「セルフ薬機法チェック β版」の構築にあたりLightblueを選定いただいた理由を教えてください。

荒池さま:このシステムを構築する以前からLightblueさんとはAI活用のプロジェクトに取り組んでいました。そのシステムも同じく自然言語処理をベースとしたもので、満足度が高かったので今回もLightblueさんにお願いをした流れになります。

Lightblueを評価いただいたのはどういった点だったのでしょうか?

荒池さま:AIのプロジェクトは試行錯誤が必要であると考えています。だからこそ技術検証の仕方であったりそのステップの踏み方の重要度が高く、Lightblueさんの提案にはその納得感が持てたのが大きかったです。実際に「セルフ薬機法チェック β版」のシステムを構築する際にも技術検証を行う上で、「アルゴリズムの組み方をかえよう」「この機能は落として別の機能を追加しよう」という提案をいただきました。「我々が達成したいゴール」に対して「あるべき姿」を本気になって共に考えてくれる、そんな柔軟性がLightblueさんの魅力だと思います。

ネオマーケティング社が提供する「セルフ薬機法チェック β版」にご興味のある方は以下リンクもご確認ください。https://neo-m.jp/solution/contents-marketing/yakki/self-check/

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